3-4 紙をとじる(ステップラー編)

 では製本をはじめましょう。
 まずは、小説を打ち出した紙をまとめて冊子の状態にします。ばらばらの紙を冊子にする方法は二つです。

 1.ステップラーでとめる
 2.のり(ボンド)でとめる

 手軽で取っ掛り安いのはステップラーですね。なので先に、ステップラーで冊子を作る方法から説明しようと思います。


 ステップラーは大きさ(針の大きさ)によって一度にとじられる紙の量が決まってきます。普通によく見かけるサイズだと、コピー紙20枚ぐらいまででしょうか。手持ちのステップラーの限度を確認して、紙をその分量ずつにわけていきます。わけたら紙の端を整え、ずれないようにクリップでとめます。
 紙を整えるときは、本の底になる部分とめくる部分を、硬く平らな所でとんとんと軽く叩いて整えます。特にめくる所はきちんと整えておいたほうがページを繰りやすくなります。
 クリップで紙をとめたら、背表紙側の紙の端から1センチぐらい中側を、ステップラーで3ヶ所程度綴じます。1つ目が終わったら、次も同じようにして綴じ、わけた紙をそれぞれにまとめていきます。
 ここでひとつ注意。ステップラーでまとめた紙の束は最後に合体させて一冊の冊子にしますので、紙を綴じた針と針がかち合わないように、少しずつずらしてとめたほうがよいです。どこを綴じればよいかの印をつけたければ、2-8のテキストボックスとヘッダー・フッターの応用を使うといいと思います。


 すべての紙をそれぞれにまとめたら次の行程に移ります。
 両面テープをステップラーの針の上に張って、めくる部分をそろえながら続きとなるもうひとつの紙の束をかねて張り合わせます。これをまた繰り返し、最終的に一冊の冊子となるようにしてあげます。


 また、上ではステップラーで普通に綴じましたが、本を作る時は以下のやり方だとまたちょっと違ってきれいになるかもしれません。


 とりあえず、新聞紙の束か電話帳などを用意します。その上にステップラーの針の限界をこえない程度にクリップでとめた紙を乗せたら、ステップラーのあごをはずしてやり、針が出てくるところを直接とめたい位置に押し当てます。そのままぐっとステップラーを押して針を打つと、打った針は曲がることなく紙の束を貫通して、下敷きにした新聞紙か電話帳に突き刺ささるはずです。その針を新聞紙や電話帳から引き抜いたら、冊子に密着するように、ペンチや金属製の硬いものを使って折り曲げてやります。


 この方法が、中綴じの本の作り方なんかを調べるとよく紹介されている方法です。ですが、私はやったことがありません。確かに、普通にステップラーで針をうつよりは無駄な隙間がなくきれいに仕上がるかとは思いますが……ではなぜ私がこの方法をやってみたことがないかというと、もっぱら私は、紙はのりで綴じるからです。
 ということで、次はのりでの綴じ方について説明します。


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