3-3 遊び紙を用意する

 製本にはいる前に、遊び紙というものを用意してみましょう。
 遊び紙というものは、表紙をぺらりとめくると真っ先に出てくる何も印刷されていない紙のことです。別になくても――表紙をめくったらいきなり本文でも目次でも表題でもいいですが、表紙とはまた別に、本の印象を読み手に与えるところでもあるので、同人誌では遊び紙に特殊な紙を使っているものも多いです。
 で、この遊び紙、なくてもいいものではありますが、ここでは用意することにします。というのも、表紙と裏表紙の強度、という実用的な面から欲しいのです。


 実際に今ここでやることは、遊び紙用のA4の紙を半分に折ったら、折り目を背表紙側にして印刷した紙の一番最初と一番後ろに挿入する。これだけです。
 こうしてそのまま他の紙と一緒に冊子にしてやると、最初と最後に何も印刷されていない紙が2枚増えたことになります。その一番最初と一番最後の何もない紙に表紙を裏表紙を直接くっつけることによって、表紙・裏表紙の強度を得るのです。そして、裏表もう一枚ずつの何も印刷されていない紙が、遊び紙となる、ということです。


 このA4を半分に折った紙に遊び紙の要素を色濃く持たせるのなら、少し凝った紙を持ってきてもよいでしょう。けれど、表紙・裏表紙を補強する、という目的を主とするなら、本文に使用した紙と同じものでも十分です。


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